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私がまだ病院に勤めている頃、認知症で点滴の針を抜いたり、ベッドからずり落ちて徘徊されたりする高齢男性に対し、医師と師長は抑制帯を付け、部屋に鍵をかけました。床に敷かれた布団で、動きを制限された男性に近付き、お顔を覗き込んだ時、男性は私に「僕の希望を聞いてください」と眼で訴え、私はそれをはっきり理解しました。点滴がしたくない、家に帰りたい。治療など望まない。家で静かに生を終えたい。それは、当然の選択です。
自宅で、自らが選択した人生を支える訪問看護師になりたいと確信しました。
当時は病院スタッフの威圧的な態度が抜けず、ホスピタリティーの教育も浸透しておらず。学生時代、アルバイトながら大手企業の接遇を学んだ私は、在宅で最高のホスピタリティーを提供することを決めていました。
それを、自社のスタッフに浸透させるべく、ピースでは利用者様とは呼ばず、お客様とお呼びすることから始めました。
2007年11月。名古屋市中川区にエレベーターのない四階の狭い事務所を借り開設。ピースサインをしながら「ピースです!」と笑顔で訪問できるように社名に願いを込めました。
軌跡と社訓に込めた想い
最初に5つの社訓を作りました。
病院勤務の時のように、医療者としての判断(点滴をすれば体調がよくなる)と、ご本人様の希望(家で静かに死にたい)に悩んだ時、ご本人様の意思を第一に考えることを忘れないで自分の判断を押し付けることは絶対にしないで、お客様の声によく耳を傾け、お客様の人生観を尊重し、生き方も最期の迎え方もお客様の希望を叶えよう。
そして何よりも「みんながこの仕事を楽しみ、幸せであるために」これがピースの第一の約束です。
2011年2月に長男を出産。2012年10月に長女を出産し、そのころに(2012年6月)拠点を瑞穂区にも設ける。
「託児があるなら」とママナースに評判となり
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名古屋市内のお客様はピースが守る。
患者さんを心から大切に想って下さる、なごや東在宅ケアクリニックの大江医師(夫妻)と出逢い。
大江医師と一緒に、おもてなしのケアを名東区でも展開させて頂けたらと、平成28年2月に開設。
訪問看護での在宅支援が限界になった際にピースのバックベッドとして機能する場所。「施設」ではなく、あくまでもお客様のご自宅であることをモットーに、おもてなしのケアを提供できる場所「ナーシングホーム-ピースガーデン守山(住宅型有料老人ホーム)」を令和2年11月に開設しました。
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